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病気のサイン!?介護現場で気をつけたい高齢者の症状③~咳、痰がある時~

2017/02/10 | 介護の基本

大人から子供まで幅広く、季節を問わず症状が見られる「咳」や「痰」ですが、高齢者にとっては重大な病気のサインである可能性があります。 今回は、高齢者に「咳や痰がある時」に考えられる病気と対処法についてご紹介していきます。


高齢者の咳や痰の特徴

高齢者の方は気道の粘膜の粘液量が少ないため、細菌やウイルスなどの異物が気管支に達しやすく、よく咳き込んだり痰が絡んだりします。咳は発熱や頭痛と比べ、比較的軽く思われやすい症状ですし、「安静にしておけば自然と治るだろう」と考える方もいるかもしれません。しかし、咳き込んだり、痰が絡むといった症状が長く続くようであれば、重い病気を患っている可能性があります。介護施設にいらっしゃる高齢者の中で、「最近咳き込むことが多くなったな」と感じる人がいたら、迷わず医師に相談しましょう。また「ゴホン!ゴホン!」「ゼイゼイ」といったように、咳き込む様子からどんな病気を患っているか判断できることもあります。医師の診察を受ける際は、普段どんな症状が出ているかできるだけ細かく伝えられるように、日頃から高齢者の方の状態に注意しましょう。

咳、痰から考えられる病気

それでは、咳や痰から考えられる病気にはどのようなものがあるのか確認しましょう。

・病気1 急性気管支炎
急性気管支炎は、通常の風邪(急性上気道炎)と同様にウイルスによるものが多いと言われています。急性気管支炎の多くは、風邪による上気道の炎症が、連続する気管や気管支にまで及ぶことによって発症します。特に咳とともに膿性の痰が見られる場合は、二次的に細菌感染を引き起こし肺炎となっている可能性があります。

・病気2 肺結核
咳や痰から考えられる病気の一つに肺結核があります。結核の初期症状には咳や痰、微熱といった状態が続くことが挙げられますが、これは風邪の症状とよく似ています。それに加えて、高齢者の方は体温が低いため熱があるかどうかの判断が難しいです。風邪の薬を投与して2週間経っても咳や痰が治らないようなら肺結核の可能性が高いです。集団感染を防ぐためにも、初期症状は見逃さないようにしましょう。


咳や痰がひどいときの対象法

・対策1 応急処置
高齢者の方が咳き込んだり、痰が絡むといった症状は、喉の乾燥や汚い空気を吸ってしまうなど外部環境によることがほとんどです。そのため苦しそうに咳をしているときは、部屋の空気を入れ替えたり、加湿器をつけたりするだけでも効果のある場合があります。また、食事の際は食べ物が誤って気道に入る「誤嚥(ごえん)」によって咳き込んでいる可能性もありますので、高齢者が食事をする場合は目を離さないのが理想です。


・対策2 薬の投与、医師の診断
咳や痰が絡むのは高齢者の方にはよくある症状です。単なる風邪の場合もありますので、市販の風邪薬で様子を見るのも良いでしょう。しかし、2週間以上症状が治まらなかったり、痰の色が緑色や鉄サビ色のときは何らかの病を患っている可能性が高いので、専門家の診断を受けるようにしてください。

まとめ

ブルーミングケアFC(フランチャイズ)システムではこのようなときにも、豊富な経験とサポートを元にあなたのブルーミングケア経営をサポートいたします。

次回のお知らせ

次回は、高齢者に「痙攣」のある時に考えられる病気と対処法についてご紹介したいと思います。



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